【インテルCPU不具合】今のところ発症してません【13世代Core i7】

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2024年に発生した「Intelの第13世代および第14世代Coreプロセッサに関する不具合」の問題。

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私のPCのCPUは13世代「Core i7 13700K」なので、ガッツリ該当なんですよね…

以下は私のPCのバージョン情報のスクショです。

13th Gen 13世代 Core i7 13700K【インテルCPU問題】今のところ発症してません

ですが、この記事を書いている2024年12月現在、幸運なことに今のところ私のPCでは特段、問題は起こっていません。ベンチマークやゲームで高負荷をかけても不具合は発生しません。

今回の記事では、2024年に発生したIntel CPU破損問題の概要と、私が2024年4月に購入したCore i7 13700Kをどのように使用していたかをシェアしたいと思います。

Intel CPU破損問題の時系列まとめ(2024年)

まず、2024年に発生した「Intel CPU破損問題」の時系列まとめです。

1月~5月: 問題の発端

  • 問題発生: Intel第13世代および第14世代Coreプロセッサ搭載の一部のPCで、不安定性や動作停止が報告される。
  • 現象: 長時間の高負荷動作中にCPUが突然動作を停止し、一部ではCPUそのものの破損が確認される。
  • 初期対応: Intelは調査を開始し、問題がBIOSやOSの設定ではなく、CPUの内部制御に起因する可能性があると発表。

6月: 問題の詳細が判明

  • 原因特定:
    • 問題の主因が、CPUの高負荷状態での過電圧制御の不備であることが判明。
    • 一部のCPUが設計上の限界を超える電圧を受け続け、劣化や物理的損傷に至るケースが確認される。
  • 対象モデル: 主に第13世代および第14世代Coreプロセッサ。

7月: 初のパッチ「0x129」提供

  • パッチ内容: マイクロコードの修正で過電圧制御を改善。特定の条件下での電圧スパイクを防止。
  • 効果:
    • 多くのシステムで問題が改善。
    • ただし、既に劣化が進行していたCPUに対しては十分な効果が得られず、問題の完全な解決には至らず。

8月: 追加の対策「0x12B」リリース

  • 新たなパッチ: さらなる調査結果を踏まえた改良版マイクロコード「0x12B」を配信。
  • 改善点:
    • より広範囲な動作条件に対応し、不安定性を一層軽減。
    • パッチ適用後も動作が不安定な場合は、ユーザーに交換対応を推奨。

9月: 補償対応開始

  • 交換対応: Intelはサポートセンターを通じ、劣化が進行しているCPUの無償交換を開始。
  • 対象範囲: 正規販売ルートで購入されたCPUが対象。
  • 業界への影響: 問題の影響で、一部のPCメーカーが製品リコールを発表。

10月以降: 収束

  • 現状: 修正パッチ「0x12B」の適用で大部分の問題は解決。
  • 残存問題: 一部のCPUではパッチ適用後も交換対応が必要。
  • 再発防止: Intelは今後のプロセッサ設計での品質保証体制を強化すると表明。

私の場合

該当のCPUを購入したのは2024年4月

私が「Core i7 13700K」を購入して使い始めたのは2024年4月です。購入当時はまだこの問題について認識していませんでした。

購入直後から低電圧で運用していた

私がやっていたこととしては、まず購入当初から低電圧で使用していました。電気代をケチって、かつできるだけゲームでのパフォーマンスを落とさないベストなしきい値を探っていました。結果として「190W」の制限が私にとってベストだと結論付け、以降はずっと190Wに制限した状態で使用していました。結果としてはこれがよかったのかなと思っています。

「電圧制限するくらいならなんでKモデルにしたの?」

と思われる方もおられるでしょうが、セールでちょっと安くなっていたので…(笑)。あとはリセールもKモデルのほうが若干良くなるかと欲を出してKモデルにした次第です。

MSIからパッチがリリース後、すぐ適用した(8月)

7月ころからYouTubeやSNS上で盛んにこの問題が取り上げられるようになり、私もこの問題を追いかけ始めました。「私のCPUは対象外であってほしいなぁ…」と願いつつ。しかしこの記事をお読みの皆様はご承知の通り、Core i7 13700Kはガッツリ該当することが各方面からの不具合報告、およびIntel公式から発表されました。

私が使っているマザーボードはMSI製なのですが、若干ですが他メーカー(ASUS、GIGABYTE等)に比べてMSIのパッチリリースは遅かったように記憶しています。若干の不安な気持ちでリリースを待っていました。

MSIからパッチがリリースされた後は、すぐにダウンロードしてBIOSを更新。BIOSのCPU関連設定にて「Intel Default Settings」が選べる状態になりましたので、以後はそれを選んで現在に至ります。

おわりに

CPUの購入当初から電気代をケチって低電圧で運用したことがよかったのか、そもそも良個体だったということか、真偽の程はわかりません。それに今後、私のCPUにも同様の問題が発生しないとは言い切れません。

自作PCを趣味として25年ほどになりますが、いやはやこういう体験はあまりしたくないものですね。

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