日本人男性の手の大きさの平均ってどのくらいなんでしょう?
ちょっと調べてみました。
「中指の先端から手首の最初のシワまでの距離」を「手長」というそうで、政府の統計によると日本人男性の平均値は「183.4mm」だそうです。
私の手の手長を測ってみたところ、約21cmでした。私の手は日本人男性の平均よりも大きいということになります。たしかにこれまでの人生で「手、大きいね~」と言われることが多かったですね。
今回の記事では、手がデカいくせにマウスの持ち方は「つまみ持ち」という、おそらく少数派であろう私がマウス選びで苦労しているという話をしたいと思います。
合うマウスがない
手が大きいと困ることがあります。それは、自分にあうマウスがない、ということ。
もうすこし丁寧に説明すると、その原因は私のマウスの持ち方にあります。
一般的にマウスの持ち方は3種類に大別されるといわれています。
- かぶせ持ち
- つかみ持ち
- つまみ持ち(私)
かぶせ持ち
かぶせ持ちは、おそらく一番人口が多いであろう持ち方。手のひら全体でマウスを覆うような持ち方で、実際にこの持ち方でマウスを保持してみると、自然に肘が浮き、方に力が入ったポジションになります(私の場合)
一般的な5ボタンマウスのサイドボタンを無理なく使えるため、ゲーマーの方はこのかぶせ持ちが多い印象です。
デメリットとしては、マウスを動かす面積が広くなりがちで、大きなマウスパットが必要になることです。また肩こりや首コリを発生させるリスクもあるといわれます。
つかみ持ち
つかみ持ちは、人差し指と中指が立ちます。そして手のひらはマウスの後部に接触しています。私のように手の大きな人がこの持ち方をしようとすると、マウス後部を手のひらに接触させるだけの大きさがマウスに求められますので、どうしても大きなマウスしか選べなくなりがちかと思います。
つまみ持ち
おそらく一番人口が少ないであろう、つまみ持ち。私の持ち方です。
実際に私が持ってみた画像で説明します。
少々、乱暴な言い方をすれば、3つの持ち方の中でいちばん「だらしない(だらしなく見える)持ち方」だと個人的には思います(性格を表してる?(苦笑)」
指は立てるでもなく力を抜いた状態で、マウスと手のひらの間にはガバガバに余裕がある。ポインティングはほぼ手首から先だけを動かして行います。
手のひらとマウス後部の間に空間が必要なため、大きなマウスは適しません。かといって小さすぎてもサイドボタンに親指が届きにくいという問題が生じてしまいます。
消去法の結果としていまのところ使っているマウス
さて本題ですが、消去法として私が現在使っているのは、
RAZERのゲーミングマウス Orochi V2 ワイヤレス
です。
「これがベストだ!」というわけではなく、消去法でコイツになったということです。
マウスの大きさ以外に、私が個人的に重視するのは以下の点。
- 2.4GHzのワイヤレスであること
- 乾電池式であること(不精なので電池の残量管理は苦手)
- 連続稼働時間が長いこと(某社の「つまみ持ち専用マウス」はこの点で除外)
上記の、わたしがマウスを持っている画像を見てもらえばわかりますが、このRAZERのOrochi V2も、マウスを自然にホールドした際に奥側のサイドボタンに親指が届きません。このサイドボタンを押そうとすると「よっこいしょ」という感じで違和感のある持ち直しを強いられる次第。この点はちょっと不満ですがまあ仕方がない。
マウスメーカーさんへの要望として、上記画像の手前側のサイドボタンの下にもう一つボタンを設けてもらうとか、あるいは2つのサイドボタンを思いっきり手前側に設けてもらえると感激モノなのですが…こんな感じで。
まあ完全に変態仕様というか極めて少数派向けの設計と言えるでしょうから、実現は難しいでしょうね…
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